ラポールらくさい:受診事例紹介:京都 介護・福祉サービス第三者評価

受診事例紹介:ラポールらくさい

施設の外観
事業所名 有限会社ラ・ポールおとくにケアサービス ラポールらくさい
住所 京都市西京区大原野石見町7-36
電話 (075) 333-3352
評価機関名 社団法人京都社会福祉会
評価のダウンロード この事業所のページへ

清水恵美子さん(管理者・サービス提供責任者)にお話しをお伺いしました。

受診動機やきっかけは何ですか?

清水恵美子さん

第三者評価を受診することで導き出される「評価」が個々の業務に対する認識の向上につながる新たなきっかけになるのではないかと考え受診しました。

受診前に不安はありましたか?

評価を受ける前には色々な不安はありました。「書類の不備はないか」、「これで良いのか?」、「職員の不安は?」など、考えてしまい迷いもありました。でも考えてみれば受診するから特別な何かをというのではなく、外部の評価を受けることにより、自分たちが気づかなかったことを表面化してもらえる良いチャンスなのだと思えば、ありのままを評価してもらえば良いのだと気がつきました。

受診準備はどのようにされましたか?

まず業務(運営)改善委員会に、評価準備委員会を設置しました。次に支援機構が作成した「共通評価項目チェックシート」を使って自己診断を行うにあたり、現状の業務を再度、確認しました。

管理者だけで準備を終始することなく、ホームヘルパーも事務所でのランチタイムを活用して自己診断を行うなど具体的な取り組みを確認するなどしました。

受診で改善した具体的な事例はありますか?

評価調査者の方にアドバイスいただいたひとつの事例としては、掲示板を見やすい玄関先の駐車スペースの壁に移動し、介護情報などの掲示と共に「介護についてのご相談を随時承ります」と記載して地域の方の介護や介護保険に関する相談の窓口として役立てていただけるようにしています。

その結果、近隣の方からの福祉用具に対する相談や「手を骨折して家事ができないが独居で近くに身内も居ないので困っています。どうすれば?」など、お電話でご相談をいただいています。

受診したことで何か変化や効果はありましたか? また、感想はありますか?

第三者評価を受診することで日々見落としていた業務の発見や多くの気づきがありました。また、今後の業務や書類作成などについて改善すべき点などを明確に指導いただき、職員個々の認識を高めることができました。

3年ごとに第三者評価の受診していこうと思っています。第三者の客観的な目で事業所や事業の内容のありのままを診ていただくことは、事業所の質の向上や現状行っている業務の見直し、改善といった具体的なメリットにつながっています。また、実際にサービスを行っている現場スタッフの感じていることを管理者に向けて改善していく逆ツールとしても重要になるのではないかと思います。

これから受診される事業所へ

第三者評価を受診することは、介護保険制度に求められる我々の果たすべき役割を明確にし「サービスの向上」、「事業所の質の向上」だけでなく「スタッフの意識向上」につながりますので受診をお奨めします。

基礎データ